SBI 中国平安保険と新会社設立し、提携している地銀にシステム提供へ
SBIホールディングスは、中国平安保険グループと共同で地域金融機関向けにフィンテックを使ったシステムを提供する共同出資会社を立ち上げたと発表したことが報じられました。
新会社「SBIワンコネクト・ジャパン」はシステムの共通化を担う中核と位置付けられています。
SBIが6割、中国平安が4割出資します。
中国平安は中国で子会社を通じてフィンテックサービスを提供しており、これを日本の地域金融機関向けに改修し、クラウド経由でサービスを提供します。
SBIは複数の地方銀行に出資して連携する「地銀連合構想」を掲げて、既に島根銀行と福島銀行に出資しました。
新会社を通じてシステムを共通化することで、銀行のシステム費を下げる方針です。
北尾吉孝社長は記者会見で連合構想を統括する会社を「20年3月までに設立する」と語られました。