Peer to Peer insurance (ネクタイ派手夫の保険流通革命ブログより)

最近、「Peer to Peer insurance」についての話が多くなりましたね。

 

「P2P保険」は、保険加入者同士が少人数のグループを作り、加入者が支払う保険料金の一部をプールし、少額の保険請求があった場合にはその中から保険金を支払い、プールを超えた分については外部の保険会社から支払うという仕組みにより運営されている「Peer to Peer」型の保険サービスのことを指します。

 

「Peer」とは、「仲間」のことです。

 

ドイツにある「Friendsurance」という保険サービスのベンチャーの特徴は、加入者同士がグループを形成するところにあります。

 

1年間に保険請求がなければ、翌年の保険料は大幅にディスカウントされます。

 

Friendsurance社によれば、10人のグループの場合、最大で50%のディスカウントが適用されるそうです。

 

個人同士の信頼関係により保険料を低減できるこの仕組みは、「ソーシャルインシュアランス」とも呼ばれています。

 

何故、そんなことが実現できるかですが、Friendsurance社によると、グループのメンバーからの保険請求の実績によって翌年の保険料が決まる故に、そもそも加入者がリスクある行動を慎むようになったり、当然、不正請求も無くなります。

 

ソーシャルを基本とするので、マーケティング費用を掛ける必要がありません。

 

Friendsurance社では、加入者の実に90%以上が保険料のディスカウントを受けているとのことです。

 

①加入者によって構成されるソーシャルネットワークがベースとなっていること、

 

②加入者間の信頼関係が加入者のメリットの源泉であること、

 

③それを担保するためのピアプレッシャーが存在すること、

 

が要因になっているとされています。

 

あと有名なのは、「Lemonade」でしょうか。

 

同社は、保険加入に必要となる煩雑な手続きを一切省略し、チャットボットとの簡単なやり取りで加入や受取が出来、更には最大の特徴として、ユーザーは保険が未請求だった際の保険料をチャリティに寄付することができます。

 

「相互扶助」という保険本来の目的をテクノロジーによって取り戻し、更にその利益をコミュニティ全体へと還元していくという保険は、「今の保険概念」を大きく変えていくと思います。

 

「Peer to Peer」。

 

意識して取り組まないと完全に取り残されますよ。