OECDが世界経済拡大はピークを越えたとの見方を示しました

OECD=経済協力開発機構は、世界経済の最新の見通しを公表し、アメリカと中国の間の貿易摩擦に強い懸念を示したうえで、「世界経済の拡大はピークを越えた」という見方を示したことが報じられました。

 

OECDが21日に公表した世界経済見通しによりますと、米中の貿易摩擦の影響で世界の貿易はすでに減速し始めているとしていて、互いの輸入品への関税をさらに引き上げれば、世界経済の成長に悪影響を及ぼすと強い懸念を示しています。

そのうえで、世界経済の実質の成長率について、ことしは3.7%、来年は3.5%と成長が鈍化すると予測し、「世界経済の拡大はピークを越えた」という見方を示しました。

そして、各国の政策担当者が保護主義が広まるのを阻止し、多国間の対話によってルールに基づく貿易システムを強化することが喫緊の課題だとしています。

一方、日本経済の成長率は、自然災害の影響を受けたことしは0.9%、消費税率の引き上げが予定される来年は1%と見込んでいます。