LINE タイで電子商取引開始へ
対話アプリ大手のLINEは2019年中にタイで買い物代行や電子商取引(EC)などのサービスを始めることが報じられました。
「LINEでの生活」をテーマに掲げ、アプリ上で使える生活関連サービスを拡充し、タイの消費者を囲い込む狙いです。
食品や日用品の買い物代行サービス「LINEグローサリー」を年内に始め、さらに、アプリ上でのモノの売買を支援する「LINEショッピング」機能についても準備を進めるそうです。
売り手と買い手がチャットでやり取りし、画面上で銀行口座への振り込みが簡単に確認できるようにするなど、タイの消費者に合わせたサービスを展開する予定。
LINEタイランドによると、タイでの利用者は現在4400万人で、国民の約6割が使っていることになります。
同じく生活関連サービスを拡充している配車大手のグラブやゴジェックに対抗し、日常的に使うサービスのプラットフォーマーの地位を確立したい意向と報じられました。