IMF 世界経済成長率見通しを下方修正

IMF=国際通貨基金は、ことしの世界経済の成長率の見通しについて、ヨーロッパ経済の減速を背景に下方修正すると発表したことか報じられました。

 

また先行きのリスクとして、米中の貿易摩擦や、アメリカの政府機関の一部閉鎖が長期化することなどを挙げ、警戒感を示しています。

 

IMFは21日、世界の政財界のリーダーが一堂に会してスイスで開かれるダボス会議に合わせて世界経済の最新の見通しを発表しました。

この中でドイツについて、去年、ヨーロッパで燃費の基準が強化され、自動車の販売が減少した影響で、ことしのGDPの成長率の見通しを1.3%と、3か月前と比べて0.6ポイント下方修正しました。

また、イタリアが0.4ポイント引き下げて0.6%に、フランスが0.1ポイント引き下げて1.5%に、それぞれ下向きに修正し、ヨーロッパ経済の減速が鮮明になっています。

このため世界経済全体のことしの成長率は3.5%と0.2ポイント下方修正し、世界経済の成長が弱まったという見通しを示しました。

今回、アメリカは2.5%、中国は6.2%と据え置いていますが、先行きのリスクとして、米中の貿易摩擦が激しくなることや、アメリカの政府機関の一部閉鎖が長期化することなどを挙げ、警戒感を示しています。