DeNAとSOMPOホールディングス 個人間カーシェアで新会社作り新しい車の持ち方を提案

IT大手のディー・エヌ・エー(DeNA)とSOMPOホールディングスは、カーシェアリング事業を運営する新会社を共同設立すると発表したことが報じられました。

 

DeNAが手がける個人間の自動車の貸し借り仲介事業を引き継ぎ、SOMPOが顧客を紹介したり、保険を提供したりすることで、事業拡大を図るというものです。

 

DeNAが2015年9月から展開している「Anyca(エニカ)」という個人間カーシェアサービスを新会社が引き継ぎ、使わない時に車を貸してお金を稼ぎたいオーナーと、必要な時に好きな車に乗りたい利用者をマッチングさせます。

 

DeNAによると、会員数は20万人以上、登録車数は7000台を超え、国内個人間カーシェア市場でトップシェアを誇ります。

 

同社がSOMPOと組むのは、カーシェアの拡大でネックとなる「安心」を強化するためです。

 

SOMPOは、保有する約1300万件の自動車保険加入者のデータから、カーシェアで人気が高いエリアや車種を選び、保険代理店網を通じてカーシェア事業を紹介、登録を勧めます。

さらにSOMPOは、車の貸し借りに伴うトラブルを補償するなど、カーシェア向けの新たな保険商品の開発も進めます。

 

ライフスタイルの変化などを背景に国内の自動車の販売台数は伸び悩んでおり、自動車保険を主力とする損保会社も対応を迫られている中、SOMPOは事業参画により、カーシェアを利用する顧客のニーズや利用形態に関する情報を蓄積し、今後の新商品やサービスの開発に生かしたい考えです。