75歳以上に実車試験導入 2022年目途に 

高齢ドライバーの事故対策を盛り込んだ道路交通法改正案が固まったことが報じられました。

 

運転の危険性を調べる「運転技能検査(実車試験)」は一定の違反・事故歴のある75歳以上が対象で、基準に達しなければ免許更新を認めないこととなります。

 

安全運転サポート車に限り運転できる「限定免許」は任意制とします。

 

警察庁は改正案を通常国会に提出し、2022年度にも施行する方針です。

実車試験は普通免許の更新期限の6カ月前から何度でも受験可能で会場は各都道府県警の運転免許試験場や自動車教習所となる見込みです。

結果が基準に達しなければ免許を更新できなくなります。

実車試験に合格しても、認知機能検査を経て認知症と診断された人は免許取り消しになります。

 

限定免許は任意制とし、年齢に関係なく希望すれば誰でも普通免許から切り替えられます。

運転に不安がある人にとって免許返納以外の選択肢になります。

 

19年に75歳以上のドライバーが過失の最も重い「第1当事者」となった交通死亡事故は401件あり、前年より59件減ったものの死亡事故全体に占める割合は14.4%で、過去最高だった前年に次ぐ水準でした。