2017年度の医療費 2年ぶりに最高を記録 約1兆円増え42兆2千億円に

厚生労働省は、2017年度に医療機関に支払われた医療費の速報値「概算医療費」を発表しました。

 

結果、前年度より9500億円増え、42兆2千億円となり、過去最高を記録したと発表しました。

国民1人あたりの費用も、8千円増の33万3千円で最高となりました。

 

費用増加の主な要因は、75歳以上の後期高齢者の医療費が伸びたこと。

75歳以上の費用は前年度から6800億円増の16兆円で、全体の増加分の7割超を占めました。

3年前と比較すると1兆5千億円増えており、国民1人あたりで比較しても75歳未満の22万1千円に対し、75歳以上は94万2千円と4倍以上の金額となります。

 

また、厚労省は、16年度の国民医療費も公表しました。保険診療の対象となる治療費の推計で、健康診断や予防接種などの費用は含まない金額ですが、15年度から2263億円減り、42兆1381億円で、国民1人あたりでも1300円減の33万2千円だったことが分かりました。

 

高額な医薬品の価格引き下げなどで10年ぶりの減少となりました。