銀行窓販が曲がり角という報道がありましたが

銀行による保険や投資信託の窓口販売が曲がり角にさしかかっていると報道されました。

 

銀行大手5グループの合計販売額は、17年度、1兆2591億円と16年度比で10%減少し、37%減と急ブレーキがかかった16年度から一段と落ち込み、不振が続いたと報道しています。

 

低迷の要因は、リタイアメント層に販売していた「一時払い終身保険」に代表される貯蓄性商品が相次いで販売停止になったことと分析しています。

日銀のマイナス金利政策で金利低下に拍車がかかり、一定の運用利回りを約束する貯蓄性保険の採算が悪化し、商品の設計・運用ができなくなり、日本生命保険や第一生命保険系列の保険会社は16年から相次ぎ販売を中止。

 

貯蓄性商品に傾斜していた大手銀行は売りたくても売る保険が乏しい状況で、打撃は大きい。

 

貯蓄性商品がしばらく復活しないと想定し、反転攻勢に出る銀行もあり、三井住友信託は4月、仏系カーディフ生命保険の現地法人化に伴い、20%を出資。割安な医療保険やがん保険を共同で開発し、夏ごろに店頭で販売する計画を描く。

 

また、地銀勢は、静岡銀行や千葉銀行が全国で保険ショップを営む「ほけんの窓口グループ」と提携し、保障性商品を充実させた共同店舗を増やし医療保険などに活路を求めるとしています。

 

どれもこれも、無策という程度の策で、銀行はこの厳しい中、保険窓販から手を引くしか残された手はないように思いますね。