銀行窓販、曲がり角

銀行による保険や投資信託の窓口販売が曲がり角にさしかかっていると報道されました。

 

銀行大手5グループの合計販売額は、17年度、1兆2591億円と16年度比で10%減少し、37%減と急ブレーキがかかった16年度から一段と落ち込み、不振が続いたと報道しています。

 

低迷の要因は、リタイアメント層に販売していた「一時払い終身保険」に代表される貯蓄性商品が相次いで販売停止になったことと分析しています。

 

何と言っても、リタイヤメント層が「退職金振込先」となる銀行は退職金の金額がつかめていますので、資産形成の一つとして貯蓄性保険を勧めやすいですよね。

 

しかし、これって、お客様に寄り添い、お客様の為を考え、提案しているのでしょうか。

 

日銀のマイナス金利政策で金利低下に拍車がかかり、一定の運用利回りを約束する貯蓄性保険の採算が悪化し、商品の設計・運用ができなくなり、日本生命保険や第一生命保険系列の保険会社は16年から相次ぎ販売を中止。貯蓄性商品に傾斜していた大手銀行は売りたくても売る保険が乏しい状況で、打撃は大きい訳ですが、お客様の立場から言えば、良いことだと思います。

 

地銀については、貯蓄性保険商品販売について「代理店手数料」をお客様に開示することが自主的に決められていますので、これでは、なかなかお客様に受入れられませんよね。

 

もう一度、お客様目線に立って、お客様にお役立ちになる保険商品のみをしっかり理解していただいて契約に持って行く必要があると思います。

 

それにしても、もっと保険のリテラシーをアップさせないといけませんね。

 

銀行に言われたから加入するというアンチョコなスキームを無くすには、保険リテラシーをあげていくことも肝要だと考えています。

 

究極の課題ではありますが、今こそ何とかしないといけませんね。