銀行が、現金の取り扱いをやめる取組が広がる

経営環境が厳しさを増す銀行業界では、一部の店舗で現金の取り扱いをやめるなど効率化を図る取り組みが一段と広がっていることが報じられました。

「あおぞら銀行」は東京・世田谷区にある出張所でことし4月から原則として現金の取り扱いをやめ、窓口での入金や出金を受け付けないことを決めました。

この店舗は、個人の資産運用の相談が主な業務のためもともと現金の扱いが少なく、今後、出金などが必要な場合は店内にある提携銀行のATMを使ってもらうということです。

毎日、閉店後に行う現金の確認作業などを減らせるということで、効率化で生まれた余力で相談業務を充実させたいそうです。

長引く低金利で厳しい経営環境に直面している銀行業界では、「三菱UFJ」と「三井住友」が店舗以外の場所にあるATMを共同化する方針を固めています。

ATMの一部共同化や台数削減の動きは地方の銀行の間でも出てきているほか、平日に昼休みを設ける銀行も増えていて、さまざまな効率化の模索が今後も広がりそうです。