金融庁「金融検査マニュアル」の廃止発表

金融庁は、銀行など金融機関の経営を監視するための「金融検査マニュアル」を廃止すると発表したことが報じられました。

 

「検査マニュアル廃止後の融資に関する検査・監督の考え方と進め方」を公表し、検査・監督についての相談窓口も設置しました。

 

金融庁はマニュアルの廃止について「これまで定着してきた実務を否定するものではなく、各金融機関がより創意工夫を進めやすくすることが目的」と説明しています。

 

将来のリスクを織り込んで貸し倒れに備える引当金について、現行の会計基準に沿って各金融機関が自らの融資方針や債務者の実態に踏まえ柔軟に決められるようになります。

 

一方で、9月から10月にかけて実施したパブリックコメント(意見公募)ではマニュアルを残してほしいといった声も一定程度あったため、金融庁はマニュアルは廃止するものの、金融庁のホームページ上での閲覧は引き続きできるようにしています。