英スマホ金融 日本参入

英デジタル銀行のレボリュートが日本市場で本格的にスマートフォンを使った金融アプリのサービスを開始したことが報じられました。

 

海外送金や外貨両替に強く、既存の金融機関と比べると有利な条件で取引できると想定されています。

株や貴金属への投資など幅広い金融サービスの提供も視野に入れているそうです。

日本では、まず、海外送金や外貨両替、カード決済などのサービスから始めるそうです。

海外口座向けの送金手数料をメガバンクと比べて低くします。

決済では、カードをかざして使う「タッチ決済」機能を搭載したVisaデビットカードを発行するそうです。

為替取引と決済が一体となったサービスのため、為替レートが有利なときに事前に日本円をドルに替えておき、海外旅行に行ったときにドルで決済するといった使い方が可能になります。

 

定額やおつりを貯金していく貯金箱機能、設定した予算に近づいたらアラートを出す予算管理機能など、資金管理サービスも提供するそうです。

また、10円から金・銀に投資できる貴金属取引や子ども向けアカウントサービスも展開予定だそうです。

 

 

2015年創業のレボリュートは英国の代表的な「チャレンジャーバンク」(スマホで金融サービスを提供するデジタル銀行)の一つで、推定企業価値が55億ドルに達するユニコーン企業です。

20~30代のミレニアル層に支持され、欧州や米国など世界で1300万人が利用しています。

19年から日本でも約1万4千人を対象に試用版を展開し、サービスを改善してきましたが、準備が整ったため、利用者数の制限をなくして正式に展開を始めることになりました。

 

日本市場では海外送金では英トランスファーワイズ、スーパーアプリではLINEなどが競合となります。

海外送金・決済における手数料の安さのほか、貴金属投資など国内アプリではまだ珍しいユニークな特徴で引き付けられるかが勝負を分けそうだと報じていました。

 

同社は「金融版のスーパーアプリのナンバーワンを目指す」としています。