米ヘルスケア、保険絡み再編 (フジサンケイビジネスアイより)

米ヘルスケア業界に再編の足音が迫っている。

小売業界を一変させたインターネット通販の“巨人”アマゾン・コムがヘルスケア業界に参入するとの見方が強まっているからだ。

 

昨年、米ドラッグストアチェーン大手CVSヘルスが約675億ドル(約7兆6360億円)で米医療保険3位のエトナを買収したのを機に、業界関係者からは「今後、合従連衡の動きが加速するのは確実だ。CVSとエトナの次はどこか」との声も上がっている。

 

◆ウォルマートも浮上
CVSは企業の医療保険担当者や健康保険に薬剤給付支援を行う薬剤給付管理事業(PBM)大手でもある。米調査会社ガベリ・アンドカンパニーのポートフォリオ・マネジャー、ジェフ・ジョナス氏は「保険会社が同業者やPBMを買収するなどの大型案件が、2件ほど起こるのではないか」と予想する。
同氏は次に起こり得る案件として、株式公開中の米医療保険会社として時価総額4位と5位のシグナとヒューマナの合併を挙げている。ただ、米司法省はこれまでもエトナとヒューマナ、アンセムとシグナという保険会社間の案件を2件阻止した経緯がある。シグマとヒューマナが仮に合併を試みたとしても、独禁当局の承認が課題となる可能性が高い。
意外な組み合わせも否定できない。米投資銀行リーリンク・パートナーズのアナリスト、アナ・グプタ氏は「小売り大手ウォルマート・ストアーズがヒューマナを買収するかもしれない」とみる。

両社は既に提携関係にあり、患者にウォルマートの利用を促すサービスを提供中だ。

 

CVSにとってPBM事業での最大の競争相手はPBM最大手のエクスプレス・スクリプツ。同社は最大顧客のアンセムから医薬品価格の過剰請求を指摘され、2019年末までの契約終了時に提携を解消される予定で、危うい立場にある。ガベリのジョナス氏は「エクスプレス・スクリプツがアンセムによって買収される可能性も否定できない」とにらむ。
エクスプレス・スクリプツのウェントワース最高経営責任者(CEO)は「提携や売却先を探しているわけではないが、協議には常に扉を開いている」と述べる。アマゾンについては「実際にどうするかは別として、参入を検討していることは間違いないだろう」と身構える。

 

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【インステック総合研究所コメント】

インステック総合研究所が推進している「みんなの健康ラウンジ」の方向性は間違っていないと思いますね。