第一生命、米国で最大2000億円の事業買収を進める (日刊工業新聞より)

第一生命ホールディングス(HD)は米国で、最大2000億円程度の事業買収を進める。

 

米国子会社のプロテクティブが中心となり、企業自体を買収するM&A(合併・買収)ではなく、保険ブロック(定期保険の保有契約群)や事業単位での買収を検討する。米国では法人税減税の追い風もあり、事業買収で現地での事業基盤を固める。

プロテクティブは伝統的な生命保険、個人年金に加え、保険契約ブロックの買収にも力を入れており、米国生保業界でトップクラスの実績を誇る。15年には米ジェンワースから定期保険契約を約800億円(当時)で、16年には損害保険の米USWCを買収している。

企業買収に伴う、のれん代が高騰しており企業自体の買収は想定していない。一方、保険ブロック買収は買収の翌年から利益計上できるメリットがある。プロテクティブは余剰資本が約2000億円あり、その範囲内で案件を精査する。

大型の海外買収が続いた保険業界だが、最近は株価水準の上昇もあり、子会社を通じたボルトオン(既存事業補完)型買収が増えている。17年には東京海上HDが米国子会社のHCCを通じ米AIGの企業向け医療保険を買収。SOMPOHDも米子会社のSOMPOインターナショナルを通じた保証保険会社の買収を発表した。

 

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