空飛ぶタクシーに地下に高速電気自動車 米、新交通具体化
米国のテクノロジー企業と自治体が、都市の渋滞解消に向けた次世代交通構想を相次いで具体化していると報道されました。
①ウーバーテクノロジーズがロサンゼルス市などと「空飛ぶタクシー」の実験を始める。
機体メーカーと開発を進めている5人乗りの垂直離着陸機を使い、ビルの屋上に設けた発着場を結んで旅客
を輸送するというもので、車で1時間20分かかっていたロサンゼルスの空港から都心部までの移動が27分に
短縮できるとのこと。
②テスラ系のトンネル掘削会社もシカゴ市から高速地下交通システムの認可を受けた。
「シカゴ・エクスプレス・ループ」と呼ぶトンネルを建設し、8~16人乗りの電気自動車を30秒おきに最高
時速240キロメートルで走らせるとのこと。
完成時期は未定だが、空港から都心部までの所要時間は12分と、従来の公共交通機関の4分の1に短縮でき
るという。
空港から都心部までの運賃を1ドルにする計画で、地下鉄運営会社などと調整しながら実験を始めるとのこ
と。
何か、SFのような近未来が現実化する感じですね。