福島銀行に金融庁が業務改善命令

長引く低金利などで、地方銀行を取り巻く経営環境が厳しさを増す中、金融庁が、ことし3月期に赤字決算となった「福島銀行」に対し、収益力の改善を求める業務改善命令を出したことがわかりました。

 

金融庁は、地方銀行を取り巻く経営環境が厳しさを増すなか中長期的に持続可能なビジネスモデルを示すよう去年から全国の複数の地銀を対象に立ち入り検査を続けています。

「福島銀行」は、赤字決算を受けて社長の交代を決めていて、金融庁は、現状で銀行の健全性に問題はないものの、新たな体制のもとで収益力をどう高めていくか報告を求め、監督していく方針です。

人口減少や長引く低金利を背景に、全国の地方銀行の業績は今後、さらに厳しくなっていくことが予想されるだけに、金融庁は、地域経済を支える役割を担う各地銀に対し、今後、再編も含め、抜本的な経営改善を促していく構えです。