生保協会 外貨建て保険に販売新資格制度を検討に

生命保険協会は外貨建て保険の販売について、新たな資格制度を検討することが報じられました。

 

外貨建て保険は銀行窓口での販売増加に伴い、商品のリスクをきちんと説明していないといった苦情が増えています。

 

新資格の創設で、販売員のレベルを底上げし、苦情の削減につなげる狙いです。

 

資格取得で銀行側にコスト負担が生じるため、生保協は銀行と慎重に協議を進めるとしています。

 

生保協によると、2018年度の銀行窓販での苦情件数は2543件と前年度比3割増で、苦情の大半が「説明不十分」だったとしています。

 

主に、為替変動による元本割れリスクを適切に説明していない事例が多かったそうです。

 

現在は販売員が所属する銀行や、商品供給元の保険会社がそれぞれ独自に販売員に対する研修を実施していますが、業界統一の研修や試験で合格すれば販売資格を得られるようにすることで、全体の販売員のレベルを底上げしたいとの意向です。

 

一方、実際に販売を担う銀行にとって資格の新設は負担増となり、とりわけ経営環境の厳しい地方銀行にとっては相対的にコスト負担が大きいと考えられるため、生保協は銀行側と慎重に協議を進めていく考えだと報じられました。