生保乗合フローが7月1日から変わります! (ネクタイ派手夫の保険流通革命ブログより)

明日、7月1日から生保での乗合のやり方が変わります。

 

これまでは、ペーパーで乗合承認請求書が代申保険会社等に送られ、ここに被乗合保険会社が「承認印」を押すという流れでした。

 

乗合承認請求書を受け取った保険会社は、慌てて、代理店に連絡を取って、「何故、乗り合うのか」と詰問し、「乗合撤回」をお願いします。

 

当然、代理店も乗合したくて乗合承認請求書に捺印した訳ですから、乗合撤回と言われても無理と言って、押し問答が続きます。

 

一応、紳士協定的なものがあって、30日経過しても、乗合撤回出来なければ承認・・・・という感じがありますが、それでも保険会社は乗合「承認」の印を押しません。

 

で、いつまで経っても、平行線をたどるということが、平気で行われていました。

 

ネクタイ派手夫が在籍した保険会社では、乗り合ったら「1勝」、乗り合われたら「1敗」として、星取表がありました。

 

乗合が一つも出来ず、自分の担当代理店が例えば3代理店乗り合われたら、「0勝3敗」として、人事評価に直結していました。

 

乗り合われるということは、担当保険会社として失態があったためという評価ですね。

 

そのため、保険会社は会社ぐるみで躍起になって乗合を阻止していました。

 

それが、明日から変わります。

 

2017年5月19日付で「生命保険募集代理店運営ガイドライン」が次のように改正されます。

 

≪変更点≫

①乗合予定会社が全先発乗合会社に対し、郵送にて書類を送付するフローから、乗合予定会社が全先発会社へ「メール」にて発信するフローに変更になります。

 

②保険会社における帳票の名前が、「募集代理店乗合承認請求書」から「募集代理店乗合会社追加通知書」に変更になります。

 

③「募集代理店乗合会社追加通知書」の「捺印が不要」となり、「新たに代理店メールアドレスを記入」します。但し、代理店メールアドレスについて、セキュリティの観点からフリーメールアドレスの記入は不可です。

 

≪7月1日以降の事務フロー≫

①営業店で「募集代理店乗合会社追加通知書」を作成し、本社担当部にメール送信。

 

②本社担当部から全先発会社に「募集代理店乗合会社追加通知書」をメール配信。

 

③「否認の場合のみ、10営業日以内に先発会社より否認の意思表示」があります。

 

④メールによる通知後10営業日以内に、全先発会社から否認の連絡がなかった場合、登録関係書類を代申会社に提出します。

 

⑤代申会社にて登録事項変更手続きを行います。

 

事務負担軽減等を聞かる観点からガイドラインが改正された訳ですが、歴史的快挙としか言いようがありません。

 

これで、代理店も経営方針が立てやすくなりますね。

 

10営業日で承認されるのであれば、いつから販売できていつまでに社員教育をしてといったスケジュールが組めますよね。

 

乗合される保険会社としても「誰の責任」というのが、分かり辛くなる感じがしますので、今後は事務的に乗合承認手続きが粛々とされる感じがします。

 

これで、代理店さんも売りたい商品を有する保険会社の乗合が容易に出来るようになります。

 

保険商品には「旬」がありますので、「旬」を求めて乗合が出来れば、代理店収益は確実に上がると思います。

 

乗合したい保険会社があれば、連絡して、直ぐに乗合手続きをしていきましょう。

 

今後は、どこの保険会社が幾つ「否認」したかのデータが明確に取れることになります。

 

このあたりのデータをもとに生命保険協会が動くと面白いですね。

 

歴史的な7月1日を皆さん覚えておきましょうね。