決算発表 延期相次ぐ

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で、企業の間では、海外での業務が滞っていることなどから、ことし3月期の決算発表の時期を遅らせる動きが相次いでいることが報じられました。

電子部品大手のTDKは、当初、今月28日に予定していたことし3月期の決算の発表を来月15日に延期しました。

新型コロナウイルスの感染拡大により、中国やアメリカなどにある海外の現地法人で経理関係の業務が滞っているため延期を決めたということです。

また、建設機械大手のコマツも今月30日に予定していた決算発表を来月18日に遅らせました。各国にある拠点で社員が出社できず、決算に必要な情報がまとまっていないためだということです。

このほかソニーも、今月30日に予定している決算発表について、延期する可能性があるとしています。

ことし3月期の決算では、新型コロナウイルスの感染拡大やそれに伴う株価や原油価格の下落を理由に、業績を下方修正したり多額の損失計上を決めたりする動きが相次いでいます。

さらに企業の間からは感染拡大の収束が見通せないため、来年3月期の業績見通しを示すことが困難だという声も出ていて各社は難しい対応を迫られています。