森信親金融庁長官退任で、後任に遠藤俊英氏

麻生太郎金融相は金融庁の森信親長官(1980年旧大蔵省入省=以下同じ)が退任し、後任に遠藤俊英監督局長(82年)を起用する人事を発表したと報道されました。

 

森信親氏の超異例の4期目突入の噂もありましたが、遠藤俊英氏が後任となります。

 

遠藤氏は、2002年に証券取引等監視委員会の特別調査課長着任。悪質な反則事案の刑事告発などを担われたそうです。

それ以来、大手銀行を相手にする監督局銀行第1課長当時は、07年ごろの不動産ミニバブル退治に尽力され、監督や検査を中心に前線でキャリアを積んできた方と紹介されています。

遠藤氏は「金融庁がどう考えるかではなく、金融機関が判断して行動し、結果に責任を持つべきだ」というのが持論だそうです。それでも事業モデルという経営の本丸に深く関与していかざるを得ないのは、地域金融が想定以上に傷んでいることが大きい。2018年3月期は上場地銀80行の6割が最終減益で、6行は本業が赤字。人口減に超低金利という構造問題が重なり将来展望は見えない。

 

「森氏路線の軌道修正はあり得ない。いかに根づかせるかという局面に入る」。遠藤体制で金融改革は第2幕を迎えると報道では締められていました。

 

保険業界の路線も変わらないと思いますね。