日本一を祈願し、カープ仏壇 (毎日新聞より)

広島東洋カープのリーグ優勝と日本一を祈願し、広島市内の仏壇店が真っ赤な「カープ仏壇」を店内で展示している。

広島の伝統産業でもある仏壇のPRも兼ね、「カープの選手とともに、素晴らしい技術を持った職人が広島にいることを知ってほしい」と願っている。

中区十日市町2の仏壇販売店「木原仏壇店」の専務、木原賢治さんが、仏壇が同じデザインであることに疑問を抱いたのがきっかけ。「野球好きだった故人向けの仏壇があってもいいのではないか」と、今季の開幕前からデザインを始めた。

展示に限る条件付きで、球団からロゴの使用許可を得た。コイ2匹が滝を登る様子を扉に、県花のモミジを内部に蒔絵(まきえ)で描いた。高さ約60センチ、幅約50センチ、奥行き約30センチのコンパクトサイズ。広島の職人3人が製作した。

近年は仏壇を置く家庭が減り、輸入品の増加もあって、県内でも自社工場を畳んだり、撤退した仏壇店がある。木原さんは「カープとともに仏壇業界にも明るい話題を呼び込みたい」と話す。