新幹線に車いすスペース
国土交通省は、新幹線の車いす利用者の利便性改善に向けた検討会の中間とりまとめを公表したことが報じられました。
新たに車いす専用のフリースペースを設置することでJR各社と合意し、今夏をめどに席数や導入時期を決めるそうです。
フリースペースの設置要件として窓側で車窓を眺められる、車いすが通路にはみ出ない、大型車いすの利用者がグループ利用できるといった内容を定めました。
介助者用の座席も周辺に設置されます。
国交省によると、現在の新幹線には座席の横に車いすを置く空間を設けた車いす対応座席があるが、一般の人も利用できます。
フリースペースは対応座席と別に設け、車いす利用者専用となります。
同省は夏までに各社と実証実験し、車両構造の基準を改正します。
東京五輪・パラリンピックまでに対応座席の利用予約をインターネットでできるようにするそうです。