愛媛銀行と山口FGが提携 「西瀬戸パートナーシップ協定」

松山市に本店がある愛媛銀行は、人口の減少などで経営環境が厳しさを増す中サービスの向上を図るため、山口県に本社がある金融グループ「山口フィナンシャルグループ」と業務提携を結んだことが報じられました。

 

具体的には、造船業や海運業向けの融資や個人向けのサービスの拡充など5つの分野で提携し、今後、提携の具体的な内容を詰めていくとしています。

山口フィナンシャルグループは山口県下関市に本店がある「山口銀行」と、広島市に本店がある「もみじ銀行」、それに北九州市に本店がある「北九州銀行」の、瀬戸内海周辺の地域を基盤とする3つの地方銀行を傘下に持つ金融グループです。

記者会見した愛媛銀行の西川義教頭取は「人口減少が避けられない中、単独よりも連携したほうが地域の人たちによりよいサービスを提供できる」と述べたうえで、将来の経営統合や資本提携については否定しました。

愛媛銀行はこれまで地方銀行どうしの連携に慎重な姿勢を示してきましたが、長引く低金利や異業種の参入など経営環境が厳しさを増す中で方針を転換した形で、今回の提携が収益基盤の強化につながるかが問われます。