心不全の入院患者 毎年1万人増 急速な高齢化が要因

心臓が血液を送り出す機能が低下する心臓病の1つ、心不全のため入院する患者が、毎年およそ1万人ずつ増えていることが、国立循環器病研究センターなどの全国調査で明らかになりました。

 

背景には急速に進む高齢化があると見られています。

 

この調査は大阪 吹田市の国立循環器病研究センターと日本循環器学会で作るグループが行っていて、19日、これまでの結果が発表されました。

心不全はさまざまな原因により心臓の機能が低下して全身に十分な血液を送り出すことができなくなる病気で、国内では毎年7万人以上が死亡するとされています。

調査では、心臓病の専門的な治療を行っている全国の1300以上の病院を対象に調べました。

その結果、平成24年におよそ21万人だった心不全の入院患者の数は毎年、およそ1万人ずつ増え、平成28年にはおよそ26万人と5年間でおよそ5万人増えていました。

心不全の増加の背景には急速な高齢化があると見られるということです。