巣ごもりで家庭ごみ増 マスクの捨て方にも注意をしよう

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛が長引き、各地で家庭ごみが増えていることが報じられました。

 

東京23区のごみ処理施設を管理運営する東京二十三区清掃一部事務組合(東京・千代田)によると、2月24日~5月3日の10週間の家庭ごみ(可燃)回収量は約33万7千トンで、前年同期に比べて4.9%増えたそうです。

 

さいたま市では緊急事態宣言発令が表明された4月6日から18日までの一般家庭の可燃ごみが前年同期を15%上回ったそうです。

 

2月にいち早く独自の緊急事態宣言に踏み切った北海道でも3月の札幌市の可燃ごみとプラスチックごみがそれぞれ前年比13%増。びんや缶、ペットボトルも同12%増えたそうです。

 

外出自粛の機会に、余分な物を捨てる「断捨離」をするケースも多いとみられているそうです。

静岡市では4月、市内2カ所の清掃工場に家庭ごみの持ち込みが急増し、市によると、4月中は連日約600~800台の車が工場を訪れ、週末には周辺で約1キロの渋滞が発生することもあったとのこと。

 

一方で、政府の休業要請を受けオフィスビルや店舗から出る事業系ごみは減少し、札幌市では3月の事業系ごみの量が前年比13%減。東京23区では5月3日までの10週間で前年同期から4分の1減ったそうです。

 

また、ごみの収集作業員は感染リスクにもさらされているとも報じられました。

 

厚生労働省によると、7日時点で自宅療養者は全国で957人。

 

環境省によると、医療機関で新型コロナ患者が使ったガーゼなどは専門業者が回収する「感染性廃棄物」だが、自宅療養者が使ったマスクやティッシュは通常の家庭ごみと同様に回収されるとのこと。

 

作業員が感染すると収集に支障が生じかねません。

神戸市環境局須磨事業所では4月中旬にクラスター(感染者の集団)が発生。

収集作業中に感染したかどうかは不明だが、10人以上の感染が発覚し、市は事業所を一時閉鎖。

担当地区のごみを別の地区を担当する職員が代わりに収集したケースもでているそうです。