就学援助 入学前に支給が全国で70%超

経済的に厳しい家庭の小中学生に支給される「就学援助」の制度では、家庭の負担が一時的に増えないよう、入学時にかかるランドセルや制服などの費用を入学前に支給する市区町村が全国で70%を超え、入学前に支給する動きが広がっていることが報じられました。

 

「就学援助」は、経済的に厳しい家庭の小中学生に、市区町村が学用品や給食などの費用を支給する制度です。

文部科学省は、この制度で入学時にかかるランドセルや制服などの費用を入学前に支給するかどうか全国の市区町村を対象に調査しました。

それによりますと、ことし入学前に支給すると回答した市区町村は小学校では72.8%、中学校では78.6%に上りました。

これは、小学校と中学校ともに前の年に比べて20ポイント以上増えていて、入学前に支給する動きが広がっています。

文部科学省は「入学時にかかる費用の支給が遅れると、家庭の負担になるので、より多くの自治体に入学前の支給を呼びかけたい」と話しています。