大手企業の夏のボーナス 5年ぶりに減  (NHKニュースより)

大手企業のことしの夏のボーナスは、円高を背景に製造業の昨年度の業績が落ち込んだことなどを反映して、平均でおよそ87万円と、去年より2万円余り減り、5年ぶりに減少しました。

経団連は、東京証券取引所の1部に上場する従業員500人以上の251社を対象に、この夏のボーナスの額を調べ、回答があった150社の状況を公表しました。
それによりますと従業員1人当たりの夏のボーナスの平均は、87万8172円で、去年の夏と比べて2万6993円、率にして2.98%減りました。これは昨年度に円高が進み製造業の業績が落ち込んだことなどが主な要因で、夏のボーナスの減少は東日本大震災の影響があった2012年以来5年ぶりです。
業種別では、業績が好調で人手不足が続く「建設」が122万2410円と最も高く、次いで「食品」が101万8274円、「自動車」が99万5492円などとなっています。
経団連は「今回の減少は、ことしの春闘で労働組合がベースアップを優先してボーナスの要求額を下げたことも影響した。マイナスにはなったが、金額自体は80万円台の後半を維持していて、引き続き高水準だ」と話しています。