地方の人で不足解消に、就活生の親を対象に説明会

地方の人手不足が深刻になる中、就職活動中の学生ではなく、その親を対象にした会社説明会が、松山市で開かれましたことが報じられました。

この説明会は、子どもの進路相談にのる親に企業の魅力を知ってもらうことで若者の人材獲得につなげようと、松山市の伊予銀行が開きました。

説明会では、人事担当者が仕事の内容を説明したうえで、残業を減らして休暇を増やす、働きやすい職場環境づくりに取り組んでいることなどをPRしました。

また、最近の就職活動の選考スケジュールを説明し、親世代にはなじみの薄いウェブで履歴や志望動機を申請する「エントリーシート」や、計算や国語の能力を測る「SPI」と呼ばれる適性検査などがあることを解説していました。

説明会には、56人の親が参加し、「子どもの髪の色が生まれつき茶色いが、黒く染める必要はあるか」とか、「子どもの滑舌が悪いが大丈夫だろうか」などと質問していました。

説明会を開いた銀行は、ことしも人手不足を背景に学生に優位な「売り手市場」が続くとみていて企業の間で人材の争奪戦が激しくなる見通しだということです。