在宅勤務 「テレハラ」深刻

ウェブ会議の画面などを通じて部下らを不快にさせる「テレワークハラスメント(テレハラ)」(リモートハラスメント=リモハラ=と呼ぶこともある)が問題化していることが報じられました。

 

テレワークは新型コロナウイルスの感染拡大を契機に浸透しましたが、慣れない「おじさん上司」が、垣間見た相手のプライベートに言及する構図が多いとされています。

 

企業にとって見逃せないリスクとなり、訴えられた場合の弁護士費用などを補償する保険商品も登場しました。

東京都内の通信会社に勤務する女性会社員は、ウェブ会議が終わって画面からの退出が遅れたところ、同じ画面に残っていた男性上司から「俺とウェブ飲みをしたくて残っていたんだろ? 飲んじゃうか」と誘われたそうです。

この上司は他にも「今日はすっぴんなんだね」「間取りは1K? その部屋に今彼氏もいるんじゃないの?」と笑いながらセクハラ発言を繰り返したそうです。

女性は「殺意を覚えた。普段からセクハラ発言をする人物だが、ウェブ会議をするようになって拍車がかかった」と憤っています。

東京都内在住でコンサルティング会社に勤務する男性は、ウェブ会議の最中に上司から「子どもがうるさい。黙らせろ」と叱責された。子どもはまだ1歳で、妻も在宅勤務中のため面倒を見られない。仕方なくパソコンをベランダに持って行き、そこでウェブ会議に参加した。男性は「『奥さんは何をやってるんだ?』とまで言われた。共働き世帯に無理解だ」と嘆いています。