個人に「対価」を支払う「情報銀行」が相次ぎ登場

個人情報の提供に対価を支払う「情報銀行」が相次ぎ登場することが報じられました。

 

スカパーJSATは7月から視聴履歴などの提供に同意した顧客の視聴料を割り引くそうです。

みずほ銀行などが出資する個人融資サービスのJスコア(東京・港)は電子マネーや現金などで還元するそうです。

IT大手の「GAFA」は収集した個人情報を利用者が想定していない分野で活用するなど、乱用への不満が高まっていますが、情報銀行は「対価というメリット」を明確にした世界でも新しい試みとなると報じていました。

個人情報を提供する代わりに対価が得られるサービスとしてはカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が展開する「Tポイント」など各種ポイントサービスがあります。情報銀行は利用者が、外部提供先への情報提供の可否を選べ、自らの情報をコントロールできる点が違いとなります。

スカパーは7月から視聴者の視聴履歴や好きなスポーツチームなどの嗜好などを外部企業に提供する対価として視聴料を割り引くそうです。

例えばゴルフの視聴履歴が多い視聴者がいれば、スカパーと提携するゴルフ用品店は興味がある人だけに絞った広告を打て、効率的な販促が可能になります。

スカパーはまず契約者2500人を対象に始め、2020年度中に325万件の全契約者を対象に導入を目指すそうです。