代理店業務品質のあり方等に関するスタディーグループが立ち上がりました

今年17日の日経新聞に、「生保、手数料基準を統一」という記事が掲載されましたが、ご記憶にあるでしょうか。

 

念のため、こんな内容でした。

 

『医療保険など複数の保険会社の商品を扱う代理店では、保険会社から支払われる販売手数料の多寡によって販売する商品が左右されるとの懸念があるため、各社が加盟する生命保険協会で代理店の評価を統一し、過度な販売促進を是正するというもの。

 

代理店経由の保険契約が増えるなか、顧客の意向に沿った販売を徹底する主旨です。

 

生保協は2020年春にも、代理店の評価を共通化する検討チームを立ち上げ、生命保険会社が代理店に支払う手数料は販売実績に加え、代理店の定性的な評価も考慮するとしています。

 

検討チームは、各社で評価がばらつきやすい業務品質について業界共通の基準づくりに取り組む方針だと報じています。

 

保険契約の継続状況や苦情の発生、業務効率など代理店を評価する業界共通の「物差し」を決め、評価の目線をそろえたうえで、生保各社が共通の評価をするための運用方法を詰める方針です。』

 

ここに書かれている「生命保険協会の代理店の評価を共通化する検討チーム」の立ち上げが、生命保険協会から発表されました。

 

生命保険協会のホームページに掲載された内容を転載します。

 

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『 1. 設置背景

代理店の業務品質については、各保険会社・代理店における顧客本位の業務運営の観点

から、20186月以降、代理店手数料の評価基準に、代理店の業務品質を加える取組

みを進めてきたところです。

 

こうした各社の取組みに対して、各保険会社・代理店からの声に加え、金融庁との対話

においてもとの声を受けております。

 品質評価項目やその評価方法・水準等について、更なる改善が必要な事例も認めら

れている

 実質的な業務品質の優劣を評価する方法へブラッシュアップしていく必要がある

 評価を受ける乗合代理店の立場で考えた時、生命保険各社が各々に品質評価項目を

導入することによって、所属保険会社が多い代理店ほど対応事項が多岐に亘り困惑

しているといった声も聞こえている

 業務品質の評価基準のあり方について検討を進めてほしい

 

以上を踏まえ、今般、各社の顧客本位の業務運営の後押しに資する代理店業務品質のあ

り方等に関する調査・研究を目的に、各保険会社・代理店に加え、消費者団体や協会顧

問弁護士、金融庁等のご意見を聴く場として、当会に「代理店業務品質のあり方等に関

するスタディーグループ(代理店業務品質SG)」を設置いたしました。

 

2. 開催状況等

5月以降の開催に向けて準備中 』

 

 

いよいよ始まりますね。

 

乗り合い代理店全てが対象となりますので、規模を問わず、「業務品質」が求められます。
文字通り解釈すると、かんぽ生命とアフラックを乗り合っている日本郵便代理店も対象となると考えますので、ここを反面教師として業務品質を検討して貰えれば良いかと思いますね。
また、全国広域代理店より、各地で頑張る小規模代理店の方が業務品質は高いところが多いと思いますので、全国各地の乗り合い代理店の声を聴いて欲しいと思いますよね。

 

金融庁のコメントには、『当該基準を顧客に分かり易く説明できるものにする』とも書かれていますので、「顧客目線でお客様に寄り添う代理店の手数料基準」を、一般ユーザーにも聴いて決めるのも良いかと思いますね。

 

「顧客」と「全国各地の乗り合い代理店」の納得の行く業務品質基準を期待したいと思います。