三菱UFJ銀行 シンガポールのグラブに出資

大手銀行の三菱UFJ銀行は、東南アジアでスマートフォンのアプリを使って配車サービスや決済サービスを幅広く展開するシンガポールの企業におよそ780億円を出資し、提携すると発表したことが報じられました。

 

急増するスマートフォンの利用者に幅広い金融サービスを提供するねらいです。

グラブは、スマートフォンのアプリを使った配車サービスや宅配サービスのほか、お金の支払いや送金などの決済サービスも手がける新興企業です。東南アジアの8か国でアプリのダウンロード数が1億8000万を超え、急成長しています。

東南アジアでは銀行の預金口座以上にスマートフォンを使った決済が普及し、三菱UFJは、提携を通じてグラブの利用者に融資をしたり保険商品を販売したりして、金融サービスを幅広く提供するねらいです。

銀行業界は、国内では決済サービスに参入しているIT企業との競争が厳しくなっています。

三菱UFJとしてはグラブがもつAI・人工知能を使った顧客データの分析などのノウハウを吸収して、みずからのサービスに活用したい考えです。

 

今後、金融機関と国内外のIT企業が手を組む事例が増える可能性があります。