メルカリが外部の企業に提供するのは、フリマアプリ上で利用者が売り買いした中古品のデータなどです。
利用者の同意を得たうえで、個人が特定できない形でデータを無償で提供するとしています。
提供先としてはアパレルメーカーなどを想定していて、中古品の売れ筋を把握し新たな商品の開発に生かしてもらう一方、メルカリ側ではそうして開発された商品がアプリ上で売買されるようになることで、収益の拡大につなげたいねらいがあります。
購買データなどを活用して新たなビジネスにつなげることは今後の企業に欠かせない戦略とされていて、IT大手のヤフーも個人の識別ができない形で検索データの外部への提供を始めています。