ベネッセの個人情報漏洩、東京地裁が1人3300円の賠償請求を命じました

ベネッセコーポレーション(岡山市)の情報流出事件を巡り、顧客ら462人が精神的苦痛を受けたとして、同社とグループ会社「シンフォーム」(同)に損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁はシンフォームの賠償責任を認め、うち456人に対し総額1,504,800円を支払うよう命じました。

 

ベネッセコーポレーションによると、事件に絡む訴訟で、ベネッセ側に賠償を命じる判決は初めて。

 

東京地裁は、漏えいで顧客らのプライバシーが侵害されたと認定。

 

シンフォームは、雇用関係はないものの、情報を持ち出した業務委託先の会社従業員に研修や仕事の指示を直接していたことから、使用者責任を負うと結論付けました。

 

その上で慰謝料は3,000円が相当とし、弁護士費用を含め一人当たり3,300円、裏付けのない6人を除く456人への賠償を命じました。

 

一方、従業員による持ち出しは予見できなかったとして、ベネッセ側に注意義務違反はなかったとしました。

 

これまで、個人情報漏洩は被害者1名に対し、500円というのが相場でしたが、今回の判例で一挙に6倍に上がりました。

 

1万件で3300万円の計算となります。

 

1万件程度の個人情報は、保険代理店にも普通にあります。

 

予防対策を十分に組みなおす必要があるかと思います。