ダボス会議、今年のグローバルリスク発表 (NHKニュースより)

各国の政治・経済界のリーダーが参加する世界経済フォーラムは17日、「ことしのグローバルリスク」を発表し、異常気象による災害など気候変動の問題に懸念を示したうえで、アメリカをはじめとして自国第一主義を掲げる国が増えるにつれ、国家間の協力が不可欠な問題の解決が遠のく可能性があると警告しました。

「ダボス会議」として知られる世界経済フォーラムは、毎年、スイス東部の山あいの町ダボスで行われ、ことしは今月23日から開かれます。開幕を前にロンドンでは17日、討議のたたき台となる報告書、「ことしのグローバルリスク」が発表されました。

報告書はことし起こりうる出来事として、地球温暖化に伴う異常気象による自然災害など気候変動に関わる問題を上位にあげ、世界経済が順調に成長しているにもかかわらず、こうした課題に十分な投資が行われていないとしています。

さらに報告書は、働く人々が経済成長の恩恵を受けられず格差が解消していないことにも懸念を示しています。こうした不満を背景に、世界で自国第一主義や保護主義的な動きが広がることで、気候問題など国家間の協力が不可欠な問題の解決が遠のく可能性があると警告しました。

23日から4日間の日程で開かれるダボス会議には、アメリカ第一主義を掲げるトランプ大統領も出席する予定で、こうした課題に対しどのような発言をするのか注目されます。

 

➡  https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180118/k10011292841000.html