ソフトバンク上場

「ソフトバンクグループ」の子会社で携帯電話事業を手がける「ソフトバンク」は19日、東京証券取引所に株式を上場しました。

 

ソフトバンクグループが市場から調達した額は2兆6000億円余りと、過去最大になります。

 

午前9時に始まった取り引きでは、売り出し価格の1500円を下回る1463円で最初の価格がつき、その後も売り注文が増えて19日の終値は1282円となりました。

市場関係者は、上場を控えた今月6日に起きた大規模な通信障害が影響しているほか、政府が通信機器の調達で、中国の「ファーウェイ」などの製品を事実上、排除する見通しになっていることで、ファーウェイ製品を使っているソフトバンクの設備投資費用が今後、増えることに懸念が出たと指摘しています。

上場にあたって親会社のソフトバンクグループは株式全体の36%余りを売り出し、市場から調達した額は2兆6000億円余りと、昭和62年に上場した「NTT」を上回り、過去最大になりました。

また、終値をもとにしたソフトバンクの時価総額は6兆1300億円余りで、ことし最大の上場となったほか、東証1部で10番目の規模になりました。

ソフトバンクグループは、今回調達した資金を負債の返済やAI=人工知能などの分野の投資にあてていく方針です。