スマホ決済 店から手数料を

スマートフォンを使ったQRコード決済大手のPayPayは、これまで中小の加盟店は決済の手数料を無料としてきましたが、採算を重視して有料にする方針を固めたことが報じられました。

「手数料ゼロ」をうりに急拡大させてきた加盟店を、どう維持していくかが、今後の焦点となります。

 

関係者によりますと、QRコードを使ったキャシュレス決済を手がけるPayPayは、330万を超える加盟店のうち、中小の事業者は手数料を無料としてきましたが、ことし10月から有料にする方針を固めました。

手数料は、決済だけの店は1.98%、定額の料金を支払うことで決済だけでなく、ユーザーに割引クーポンを発行している店は1.6%にすることを検討しています。

これまで「手数料ゼロ」をうりに加盟店を急拡大させてきましたが、多額の営業費用がかさみ、昨年度の営業損益は700億円を超える赤字となっていました。

会社としては、加盟店や利用者の数が一定程度、増えてきたとして有料化に転換し、今後は採算を重視するねらいです。

同じQRコード決済の業者では、大手のLINEPayとauPAYも10月からそろって有料化に踏み切ります。

店側の負担が増えることにもなるだけに、各社が今後、加盟店をどう維持していくかが焦点となりそうです。