オンワード、ZOZO提携

オンワードはファッション性の高いビジネス向けのブランドを、ZOZOの衣料品通販サイト「ZOZOTOWN」で展開することが報じられました。

 

スタート時は男女向けにジャケットやパンツ、ワンピースなど28種類を販売し、5年で年間売上高100億円を目指すそうです。

 

ZOZOが全身採寸用ボディースーツ「ゾゾスーツ」などで蓄積した約100万件の体形データを活用し、利用客はZOZOTOWNで自分の身長と体重を選ぶだけで、体に合うオーダーメードの衣類を注文できます。

 

オンワードが中国のグループ工場で製造し10日~2週間で商品を届けるというものです。

オンワードは2020年3~5月期の最終損益は24億円の赤字(前年同期は16億円の黒字)に転落し、店舗数はこの2年間でほぼ半減の1600店舗になる見通しで、利用が伸びる電子商取引(EC)の強化は喫緊の課題としていました。

自前で利用者を増やすには限界があり、年間800万人の顧客を持つZOZOとの連携で集客力を高めることとしたものです。

 

一方、ZOZOは18年に導入した有料会員向けの割引サービスがアパレル企業の反発を招き、大手が相次ぎ撤退し一時的に品ぞろえが減ったため、老舗アパレルとの連携で、商品開発力や縫製技術を今後のプライベートブランド(PB)などの事業展開に生かせると判断したものです。

 

ZOZOの利用客は若者が中心ですが、オンワードが顧客に持つビジネス層なども取り込めそうだとも見込んでいます。