エヌエヌ生命、新興企業と連携深化 (日刊工業新聞より)

エヌエヌ生命保険はスタートアップ企業と連携深化のための専門部署「スパークラボ」を年内に立ち上げる。

 

現在は2人が担当し設立準備を進めており、さらに数人を追加し4―5人体制でスタートさせる。同様の取り組みは海外のグループ企業で先行し、各地で実績を上げている。日本の新興企業と連携を取ることで、より早い段階で新たなビジネスアイデアを獲得し、質の高い商品、サービスの開発につなげる。

拠点は公的なインキュベーション施設などの中に設置する予定。新興企業との物理的な距離を近くして接点を増やし、効率的な情報収集と関係構築につなげる。

 

スパークラボはこれまでもオランダやスペイン、ポーランド、トルコ、ハンガリーで設立。新しい商品やビジネスモデルの開発、事業の効率化を目指し、新興企業と連携を進めている。オランダでは、カーシェアリングなどに対応した時間単位の自動車保険の開発に役立ったという。

エヌエヌ生命保険はオランダに本拠を置く金融会社「NNグループ」の日本法人。日本では特に中小企業の事業承継に役立つ保険を販売している。2017年4―6月期の決算は保険料等収入が前年同期比16・0%増の1044億円、基礎利益が同55・5%増の64億円だった。