がん患者数 今年も100万人突破予想 (NHKニュースより)

国立がん研究センターは、ことし国内で新たにがんと診断される患者数が、去年に続いて100万人を超えるとする予測を公表し、がん対策を強化するために国や自治体は参考にしてほしいとしています。

国立がん研究センターは、その年の全国のがんの状況をまとめるのに4年から5年程度かかるため、過去のデータをもとに、毎年、患者の数を予測しています。
その結果、ことし1年間に新たにがんと診断される患者は、男性が57万5900人、女性が43万8100人と、合わせて101万4000人と予測され、去年よりも3800人増え、2年続けて100万人を超えるとしています。
がんの種類別では、男性で最も多いのが胃がんで9万400人、次いで肺がんが8万6700人、前立腺がんが8万6100人、大腸がんが8万5500人、肝臓がんが2万7000人などとなっています。
また、女性で最も多いのは乳がんで8万9100人、次いで大腸がんが6万4000人、胃がんが4万2400人、肺がんが4万2000人、子宮がんが2万8100人などとなっています。
さらに、ことしのがんの死亡者数は、男性が22万2000人、女性が15万6000人の合わせて37万8000人と予測され、去年の予測に比べ、およそ4000人増加するとしています。

国立がん研究センターがん統計・総合解析研究部の片野田耕太部長は、「去年の予測では男性で最も多かった前立腺がんの患者数が3番目になるなど変化していて、がん対策を強化するために国や自治体は参考にしてほしい」と話しています。