かんぽ生命、長生きするほど得をする「トンチン型保険」10月投入 (日刊工業新聞より)

かんぽ生命保険の植平光彦社長は日刊工業新聞のインタビューに応じ、同社初となるトンチン型保険を10月に投入するなど商品ラインアップを拡充し、減少が続く保険の保有契約高を「2―3年以内に反転させる」方針を示した。

 

同社は国営時代の契約が相次いで満期を迎え、契約減少が続く。保障性商品の販売拡充やトンチン型保険など新商品の投入により、金額ベースで早期反転を目指す。件数ベースはもう少し時間がかかる見通し。

 

トンチン型は“長生きするほど得をする”新タイプの保険。保険料が一括払いで中途解約できず、満期に生存している人だけが元本や運用益を受け取れる仕組み。国内では日本生命保険と第一生命保険が販売しており、かんぽ生命が発売すると3社目となる。

かんぽ生命は郵政公社時代の契約が相次いで満期を迎え、保有契約の減少が続く。2016年度は新契約の月額保険料553億円で07年の郵政民営化以降最高となったが、減少分を完全にはカバーできていない。

新商品投入のほか、保険販売を担う日本郵便の社員への研修も充実させ、保険契約の純増を早期に実現させる考えだ。