かんぽ生命 不正調査で、違反3600件超を認定

日本郵政グループは、かんぽ生命の不正調査で認定した法令・社内規定違反の件数が計3600件を超えたと発表したことが報じられました。

 

また、中小企業向けの保険乗り換えでも顧客の意向に沿わない可能性のある事案が複数あり、新たに約1800社を対象に意向確認の調査に来月から乗り出すことも発表されました。

乗り換えなどで顧客に不利益を与えた疑いがある特定事案(18・3万件)の調査はほぼ完了し、4月22日時点で法令違反308件(関与局員380人)、社内規定違反3300件(同2239人)を認定したとのことです。

 

未判定は416件分となり、不正関与の郵便局員への処分はこれから本格化するそうです。

これとは別に、契約・解約が多く、保険料が年600万円以上などの顧客を昨年から調べた結果、47件で法令違反が判明し、関与した郵便局員75人は、保険販売ができる「募集人資格」を取り消す業務廃止処分とし、2人は厳重注意処分としたことも明らかにしました。

さらに、全契約者約1900万人が対象の全件調査では3千件超、2月開始の追加調査では2千件超の不正の疑いが浮上しているそうです。

ただ、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて緊急事態宣言が出たあとは、不正が疑われる郵便局員の面談調査を中断しています。

コロナ問題が収束しないと不正調査が長びくのは必至で、かんぽ生命の営業再開時期にも影響が及ぶ可能性があるとも報じていました。