「シェア」に保険、続々

モノや設備などを必要な時に融通し合う「シェアリングサービス」に対し、大手損害保険各社が専用保険の提供を始めていると報じられました。

 

利用する期間だけに区切って補償することで、手ごろな保険料で万一の事故やトラブルに備えられるのが特徴で、シェアリングエコノミーの普及に合わせて需要拡大が予想されています。

東京海上日動火災保険は昨年10月から、ベンチャー企業「ピーステックラボ」(東京都渋谷区)が展開する物品貸し借りサービス「アリススタイル」に対し、物品を汚したり傷つけたりした場合の損害を1日単位で補償する保険を提供しています。

同社は物品を一時的に利用したい人に対し、貸し出し希望者の物品を紹介したり、自社が持つ商品を貸したりしています。

 

保険料は使用料金の中に含まれ、使用期間分だけ利用者が払う仕組みになっています。

 

三井住友海上火災保険は昨年10月、研究機材などの貸し借りを仲介する企業「コラボメーカー」(仙台市)と協業した保険の提供を始めました。

 

同社が仲介を手がける研究施設や実験機器をめぐっては、誤った使用によって壊してしまうトラブルへの懸念が利用者側にはあり、保険の開発につながったそうです。

 

損保ジャパン日本興亜は昨年7月から、民泊施設仲介大手「Airbnb(エアビーアンドビー)」向けの専用保険を導入しました。

 

同社が仲介を手がける施設を対象に、宿泊者がホストの備品を壊した場合や、ホストの管理が悪くて宿泊者がけがをした場合などに保険金を支払うものです。