若い世代のがん患者 年間2万人あまり

10代後半から30代の若い世代でがんになる人は、推計で年間2万人あまりにのぼることがわかり、国立がん研究センターでは診療体制の整備などにつなげたいとしています。

 

がんの患者のうち、10代後半から30代にかけての若い世代は「思春期と若い成人」の英語の頭文字をとって「AYA世代」と言われていて、患者数が比較的少ないため診療体制が十分に整備されてこなかったことなどが課題となっています。

国立がん研究センターの研究グループは「AYA世代」にがんと診断される人が年間にどれくらいいるのか推計をまとめました。

平成23年までの3年間の最新のデータを基に人口当たりの患者数をだして推計したところ、国内で年間に新たにがんと診断される人は10代後半が900人、20代が4200人、30代が1万6300人で、「AYA世代」の年間のがん患者は2万1400人になることがわかりました。

年代別に多いがんの種類を初めて分析したところ、15歳から19歳までは白血病、20代では精巣や卵巣などのがん、30代では女性の乳がんが最も多くなっています。

 

また、年代が上がるにつれて女性の患者数が増え、30代では女性の患者数が1万1200人と男性の2倍以上になっています。

 

興味深いデータだと思います。