総合電機メーカーだったフィリップス社が医療データ事業を日本発で

医療機器大手のフィリップス・ジャパン(東京・港)は、東北大学とヘルスケア領域の共同研究について包括的な提携を結んだと報道されました。

 

IT(情報技術)を使って健康的な生活習慣を促し、病気を予防する取り組みを始める。

 

あわせて大学や医療機関、企業など様々な組織が集まり、研究や事業開発にあたれる拠点も開設した。

 

同社と東北大が、包括提携に関する協定書を交わした。

 

まず口腔(こうくう)ケアで取り組みを始める。

 

口の中を清潔に保つことと認知症その他の疾患は関連があるとされ、病気の予防につなげることを目指す。

 

単に同社の歯ブラシを売るだけでなく、アプリなどITの仕組みを使って歯磨きなどを促し、日ごろから生活習慣を改善できるようにする。

 

今後は口腔ケアだけでなく睡眠、食事、運動なども研究テーマにしていく計画だ。

 

医療機器や生活用品、関連するソフトウエアから収集したデータを様々な分野で活用し、全国的にみて高齢化率が高い東北を拠点に取り組みを進める。

 

フィリップスは、かつて総合電機メーカーでしたが、医療・ヘルスケア分野に特化した企業になるとして、特にコンピューター断層撮影装置を中心とする診断機器や電動歯ブラシなぢから得るデータを生かす医療データ事業に注力するとしている。

 

医療データ事業の売上は既に同社全売上の25%を占めています。