第一生命、外貨建て一時払終身保険 8月に新商品投入 (産経新聞より)

第一生命グループが外貨建ての一時払い終身保険の新商品を8月に投入することが27日、分かった。

日銀のマイナス金利政策に伴う運用難から、利回りを確保しやすい外貨建て商品に活路を求める。

生命保険各社の参入も相次いでいるが、第一生命は死亡保険金に対する相続税の非課税枠を活用した商品などをそろえ、遺産相続対策のニーズを取り込みたい考えだ。

 

新商品は、傘下の第一フロンティア生命保険が8月1日から販売。指定通貨は米ドルと豪ドル、円の3通貨から選ぶ。健康状態の告知なしでも加入できる。
当初の取り扱いは20程度の金融機関でスタートし、将来的には50程度に増やす。今年度中に1千億円の販売を目指す。

 

住友生命保険は7月ごろから、三井住友銀行と共同開発した外貨建て商品を地方銀行でも売り始める。米社債などで運用し、高い利回りを追求できるように工夫した。
営業職員を通じた販売も充実しつつある。日本生命保険は10月に、傘下の三井生命保険の商品を投入。明治安田生命保険も8月に参入する。
日本生命の推計では、平成28年度に銀行窓口で販売された外貨建て保険の収入保険料は業界全体で約3兆円。日銀の大規模金融緩和が始まる前の24年度から約3倍に伸長した。