第一生命 オンライン販売へ

顧客との対面販売が前提だった大手生命保険の営業が変わると報じられました。

 

第一生命保険は今年度中にもスマートフォンなどを使いオンラインで保険契約を結べるようにするそうです。

生保の営業職員が一度も客と接触しない営業は大手生保で初の取り組みとなります。

新型コロナウイルスの感染拡大で対面販売が難しくなっており、ネットでの販売手法を整えるりものです。

共働き世帯の増加や防犯意識の高まりもあり、生保各社が強みとする企業や家庭への訪問営業は難しくなっています。

新型コロナの感染拡大で対面営業はさらに厳しくなり第一生命は営業体制の見直しを急ぐものです。

 

対象商品は死亡保険や貯蓄性の高い終身保険など全保険。

約40億円を投じ営業職員にスマホを配り、LINEやビデオ会議を使って保険の提案から加入まで完結する体制を整えるそうです。

客は営業職員と会わなくても、必要な説明を受け、簡単に契約を済ませられることになります。

 

第一生命ではLINEでの対話やビデオ会議システムなどを営業職員に義務付ければ、客の実情を踏まえた対応が可能とみているそうです。

職員にはビデオ会議による研修を用意するほか、本社が契約手続きをサポートする仕組みも作ります。

説明資料の電子化やスマホにあわせた契約書類作成にも取り組むそうです。

 

大手生保はコロナ感染の期間限定で、最終的な契約手続きを郵送や電話で済ませるとしてきましたが、対面営業も残しました。

オンライン販売を制限するルールはないものの、不適切な契約をなくす狙いもあり、業界として対面営業を原則としてきてきました。

 

この結果、生保のネット取引が新規加入に占める割合は3%にとどまります。

銀行や証券はネット取引を積極化し、海外でも米生保業界が保険契約を非接触で終える取り組みを進め、中国では疾病予防を支援するアプリなどを使う保険事業も出てきました。

国内生保もネットを生かした販売手法の多様化を迫られつつあると報じていました。