損保の海外子会社 好調 (産経新聞より)

大型M&A(企業の合併・買収)を進めてきた損害保険大手3社の海外買収効果が、平成29年度見通しで前年度比42・6%増の計約1720億円にのぼることが21日、分かった。

欧米市場拡大による業績の下支えだけでなく、新たな保険商品の開発など、相乗効果が鮮明になっている。

 

東京海上ホールディングス(HD)は、海外子会社4社からの利益が29年度で計約1037億円を見込む。

同様にSOMPOHDは2社で計約382億円、MS&ADインシュアランスグループHDはMSアムリン1社で301億円を計上する。

各社のグループ最終利益の12~37%を占める見通しだ。

 

損保業界では人口減少による国内市場の縮小や自然災害リスクの分散を目的に20年以降、海外買収が活発化した。

21日にはMS&ADグループのあいおいニッセイ同和損害保険が、米ハワイ州のディトリック・インシュアランス・カンパニーの完全子会社化を発表するなど、海外買収は今後も続く見通しだ。