大手生保4社 増益 (毎日新聞より)

 生命保険大手4グループの2017年9月中間決算が24日、出そろった。円安により外国債券の利息収入が増加するなどしたため、本業のもうけを示す基礎利益は4社とも増益を確保した。一方、日銀のマイナス金利政策の影響で貯蓄性商品の販売が減少し、売上高に相当する保険料等収入は苦戦した。

歴史的な低金利を受け、各社とも国債から外債へと運用対象をシフトさせている。円安により利息収入も膨らみ、収支は大幅に改善した。各社とも「超低金利環境は長期化する」(住友生命・古河久人常務)とみており、比較的金利が高い外貨建て商品の販売に力を入れていく方針だ。

連結の保険料等収入は、日本生命と明治安田生命が増収を確保した。海外の保険会社買収が寄与した。ただ、国内では貯蓄性の高い円建ての「一時払い終身保険」などの販売が縮小。国内生保単体の保険料等収入は前年同期比で日本生命1.2%▽第一生命15.9%▽明治安田生命3.2%▽住友生命23.9%--それぞれ減少した。